チョリシア
チョリシア

チョリシア

Chorisia insignis

アオイ目パンヤ科
学名:Chorosia insignis (Ceiba insignis)
生産国:ブラジル、アルゼンチン
別名パラボラッチョ(Palo Borracho)はスペイン語でPalo(樹)borracho(酔っ払い)の意味です。ブラジルからアルゼンチンにかけての南米原産のアオイ目パンヤ科セイバ属の熱帯落葉高木です。冬になる果実は、紡錘形で中に長い綿状の繊維に包まれた種子が多数あり、6月ごろ実が割れて、風媒花として飛散しますこの繊維は、昔は毒矢を防ぐ防矢チョッキに使われたそうですが、今はクッション、ぬいぐるみ、枕等の詰め物に使われています。材は軽いので、漆器や下駄の素材とされ、南米では樹木が街路樹として利用されます。
 同科の樹にバオバブ(Baobab)などがあります。